バーベキューに欠かせない炭の種類別特徴とキャンプスタイル別おすすめの炭

キャンプ道具・ギア

キャンプの楽しみのひとつバーベキュー。
そのバーベキューには炭が欠かせませんね。
でも、ホームセンターに行くと
いっぱい種類があって
どれを選んだらいいかわからない。

また、バーベキューをしてて
あっという間に炭が消えてしまう。
なかなか火がつかない。
そんな経験ありませんか?

炭には種類別にそれぞれ特徴があり
シチュエーションにあった炭を選べば
楽しいバーベキューを過ごすことができます。

今回は炭の種類別特徴と
シチュエーションにあったおすすめを
紹介します。

そもそも炭とは

大きなくくりでは、石炭、泥炭、コークスなども炭なのですが
今回はバーベキューに使う木炭にしぼります

そういうわけで炭とは
簡単にいえば木を燃やして(蒸し焼き)できた黒いもの
炭に火がついても炎が立たないので
食材が焦げず
また火がつけば安定して長時間、熱を発するので
放置することができ
バーベキューに向いているのです。

炭の種類と特徴

いろんな分け方があるようですが
今回は、黒炭、白炭、マングローブ炭、オガ炭、成形炭に分けます。

黒炭

ナラ系の木材を700℃で焼き
その後、窯全体を密閉して鎮火させ完成させたもの。
いわゆる岩手切炭やしらおい木炭は黒炭になります。
比較的簡単に着火し、
2~3時間程度火持ち
します。
また黒炭は小さな隙間があって湿気を吸収するので
バーベキュー以外にも除湿剤、脱臭剤がわりとして
使うことができます。

白炭

カシ系の木材を1,000~1,200℃の高温で焼き
できた炭を窯の外に掻き出して
1日かけて冷やして完成させたもの。
なかなか着火しづらいが、安定して長時間燃えます
いわゆる備長炭といわれるものは白炭で
煙が立ちづらくにおいが食材にうつらないので
飲食店ではよく使われてますが
高価なのがデメリットです。

マングローブ炭

出典:amazon

マングローブという木材を炭にした海外産の炭。
ホームセンター等で特に原材料の記載がなければ
ほぼマングローブ炭です。
簡単に着火できますが火持ちは1~2時間程度
炎が立ちやすく煙や灰が多く出て
またにおいがもきついので
網焼きより鉄板や鍋での調理に向きます。
焼いてる途中に突然バンッって感じに
はねることも多くいです。
ただし非常に安価です。

オガ炭

オガクズを加熱圧縮して製造された成型薪(オガライト)を炭化させたもの。
1,200℃で焼き上げる等、製法が白炭にているので
オガ備長炭ともいわれます。
特徴も白炭に似て、着火しづらいものの、火持ちは長時間です。
価格も比較的安価なものが多いです。

成形炭

炭を粉砕して炭の粉をつくり粘着剤に成形したもの。
オガ炭も成形炭の1つとされますが
オガライトを炭化させたものです。
こちらは炭化した粉を粘着させたもので
またちがう種類の成形炭です。
豆炭やヤシ殻炭などが
こちらのものになります。
着火剤も練り込まれている製品が多く
そのため火つけが容易です。
火持ちは製品によって差があるものの
1時間程度が多いです。

キャンプスタイル別おすすめの炭

種類によって特徴が分かれる炭ですが
キャンプスタイルにあわせて
炭の特徴をいかして使うと
より楽しいバーベキューが楽しめますね。

デイキャンプ時のおすすめの炭

デイキャンとなると
やっぱし時間的な制約があると思います。
そこでとにかく火付けが簡単な成形炭がおすすめ。
火が安定したら黒炭やオガ炭に変えていくのも手です。
鉄板バーベキューなら
マングローブ炭でもコスト削減に繋がります。

ソロキャンプ時のおすすめの炭

ソロキャンならゆっくりまったりも
キャンプのあじのうちだと思います。
コストに余裕があるなら備長炭、
削減したいならオガ炭をおすすめします。
火付けが難しいなら
最初だけ成形炭をつかうのもアリです。

グループキャンプ時のおすすめの炭

みんなでワイワイのグルキャン時は
黒炭がおすすめ。
比較的火持ちがよく
着火しやすいので火力も安定します。

最後に

成形炭には豆炭のように
石炭の粉末を多く粘着させたものがあります。
このような場合は燃えた後に
有害物質を発するもので
ちょっと処分がめんどうです。
注意して下さい。

炭の種類の特徴と
自分のキャンプスタイルとあわせて
自分なりの炭の組み合わせを考えるのも
楽しいものだと思います。
ぜひ、自分スタイルの炭を見つけ出して下さい。

それでは楽しいキャンプを!

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