日帰り登山を始め
何回か初心者向きルートを歩いていると
もっと自然を感じたい。
もっとワイルドなルートを歩きたい。
でもまだまだ初級。
道なき道やいっぱい分かれ道があるルートはちょっと。。。
そんな人たちに
学生時代は
山登り系のクラブに所属してたものの
卒業後はすっかり山から離れ
50を過ぎて再び山登りをはじめた
いわば山登りの初心者を2回経験しているボクが
初級者の立場にたって
ボクのホームグラウンドともいえる金剛山での
これだ!と思えた初級者向きコースのひとつ
細尾谷ルートを紹介します。
目次(クリックで各段落に飛びます)
金剛山とは
金剛山(標高1125m)は、大阪府と奈良県にまたがる金剛山地の主峰です。
日本二百名山に選定されています。
葛木岳、湧出岳、大日岳の3つのピークがあり、
1125mの三角点は葛木岳の葛木神社の本殿裏にあります。
だけどそこは、神域となるため立ち入り禁止。
そういうこともあり、金剛山山頂は国見城跡となってます。
数多くの登山ルートがあり
初心者から上級者まで楽しむことができます。
なお、2020年10月現在、
金剛山ロープウェイは運行を休止中です。
注意して下さい。
細尾谷ルート
2020年4月2日に登った山行記を書いていきます。
登山ルートのルートガイドとして
参考にしていただいたら幸いです。
なお、写真はその日の天気、
見る角度等によって
見え方が変わってきます。
また肉眼で見るのとも
かわった印象を持つ場合があります。
そういうわけで写真は
参考程度にとどめてください。
細尾谷から登るコースは百ヶ辻(もまつじと読みます)から出発。
南海バス、金剛バス共通のターミナルのようになってるバス停出口を出て
道路をはさんだ向かい側が出発点です。
百ヶ辻からしばらくは簡易舗装されててしかもビミョーな登り坂の林道歩き。
ヘタレなボクにとって初っぱなからなかなか疲れます。
5分ほど歩くと左側に文殊中尾根への分岐があらわれます。
細尾谷方面はまだまだ林道歩き。
そしてまたまた5分ほどで水場があらわれます。
その水場のほんのちょい先に
文珠東尾根への分岐があります。
もちろんこの分岐もパスして
林道歩きを続けます。
またまたまたまた5分ほどで
細尾谷取り付き地点があらわれます。
細尾谷取り付き地点に「立ち入り禁止」と大きい立て看板がありますが
これは林の中の尾根道のことで
はっきりした踏み跡を通ると細尾谷入渓です。
すぐに小滝があり
それをちょっとした岩場通過で通過したとこあたりに
右側に鋭角にカーブするように
香楠荘尾根ルートの取り付きがあらわれます。
そのまままっすぐしばらく歩くと
丸太小橋の手前左側に
馬の背ルートの取り付きがあらわれます。
細尾谷ルートはそのまま橋を渡ります。
山道を歩けばちょっとした沢歩きを繰り返しながら
ゆったりとした登り坂を登っていきます。
写真には撮り忘れましたが
(見過ごした?)
途中に二又分岐があらわれ
右側がカタクリ尾根の取り付きです。
やがて沢の水はなくなっていき
道はちょっとしたガレ場へとなっていきます。
(ガレ場とは小石がゴロゴロした地面のこと)
しばらくするとロープのかわり?なのか
チューブが出てきてそのチューブはやがて手すりへとかわり
整備された坂道を登っていきます。
そしてほんのちょっと急登を登って
金剛山遊歩道と合流です。
金剛山遊歩道とはロープウェイの山頂駅から
金剛山山頂までのゆるやかな坂道。
ここまで来たら山頂についたも同然です。
ちなみにロープウェイは駅に耐震不良がみつかりただ今休業中。
残念なことに再開のメドはたっていません。
そして山頂までの最後のチェックポイントの
岩屋文殊からの合流地点。
文殊尾根や寺谷ルートから登ってくれば
ここで合流します。
そこから5分ほででいよいよ山頂に到着。
ガスってて景色はさっぱりです。
百ヶ辻から山頂まで
ゆっくり歩いて2時間弱で到着です。
百ヶ辻へのアクセス(大阪市内から)
車でのアクセス
ボクはいつも大阪市内から
阪神高速松原線を利用し
三宅出口(阪神高速松原線出口)から
国道309号線を南下。
神山南から府道705号、214号を経由して向かいます。
214号の終点が百ヶ辻。
笠松駐車場という民間の駐車場があり
平日500円、土日祝日は600円で1日駐められます。
(2020年10月現在)
更に領収書を5枚集めると
1回無料で駐めることができるサービスもあります。
もう少し奥の本当の突き当たりに
府営駐車場があり
バスなどの大型車も駐められます。
また百ヶ辻のちょい手前にも
無人の駐車場がいくつかあります。
無人駐車場では
料金はポストに入れるのですが
ある駐車場ではそのポストが壊れていて
どうやって料金を納めたらいいかわからないとの噂を
聞いたことがあります。
電車・バスでのアクセス
南海高野線利用の場合(なんばから出発)
なんば駅より橋本方面行に乗車。
河内長野駅で下車して
金剛山ロープウェイ前行の南海バスに乗車。
終点の金剛山ロープウェイ前で下車です。
時期にもよるみたいですが
南海線の主要駅とのお得な往復割引切符の
金剛山ハイキングきっぷが発売されてます。
(2020年10月現在)
近鉄長野線利用の場合(大阪阿部野橋から出発)
大阪阿部野橋駅より
長野線河内長野行方面行に乗車。
もしくは南大阪線、吉野線に乗車して
古市駅で長野線河内長野行方面行に乗り換え。
富田林駅で下車して
千早ロープウェイ前行の金剛バスに乗車。
金剛登山口下車で到着です。
金剛バスはICカードが使えません。
小銭を用意してください。
(2020年10月現在)
最後に
細尾谷ルートは
シルバーコースともいわれ
勾配がやさしく比較的登りやすいコースです。
ただちょっとしたガレ場を通ったりするので
靴はハイキングシューズ(底が厚めの靴)以上の
登山用シューズが必要です。
例えばこんな靴がおすすめです。
またこのコースは
紙の地図には載っていません。
スマホに登山地図アプリ(GPS アプリ)を
ダウンロードしておくことが必要です。
登山地図アプリについては
別の記事に書きましたので
参考にして下さい。
登山するなら必ずインストール!登山地図アプリおすすめ3選
スマホをもってられない方には
ハンディGPSがあります。
少し高価ですが
もっておくと安心です。
もちろん、紙の地図も
念のために携行して下さい。
昭文社が発行してる「山と高原地図」が
わかりやすく便利です。
このコースを歩いたときの動画を
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