【大阪近郊登山】金剛山・初級~中級者向きコースもみじ谷ルート

登山

日帰り登山を始めて
もう何度もいろんなルートを歩きました。
もうちょっとワイルドなルートを歩きたい。
でも道なき道の探索しながらの
山歩きなんかはムリ。

そんないわば初級以上中級未満の方に
学生時代は
山登り系のクラブに所属してたものの
卒業後はすっかり山から離れ
50を過ぎて再び山登りをはじめ
多分、今は初級以上中級未満にいるボクが
ボクのホームグラウンドともいえる金剛山での
けっこう数多くある初級~中級者向きコースのひとつ
もみじ谷ルートを紹介します。

金剛山とは

金剛山(標高1125m)は、大阪府と奈良県にまたがる金剛山地の主峰です。
日本二百名山に選定されています。
葛木岳、湧出岳、大日岳の3つのピークがあり、
1125mの三角点は葛木岳の葛木神社の本殿裏にあります。
だけどそこは、神域となるため立ち入り禁止。
そういうこともあり、金剛山山頂は国見城跡となってます。
数多くの登山ルートがあり
初心者から上級者まで楽しむことができます。
なお、2020年11月現在、
金剛山ロープウェイは運行を休止中です。
注意して下さい。

て下さい。

ツツジオ谷ルート

2020年5月28日に歩いた山行記を書いていきます。
登山ルートのルートガイドとして
参考にしていただいたら幸いです。
なお写真は、その日の天気、見る角度等によって
見え方が変わってきます。
また肉眼で見るのとも
ちがう印象を持つ場合があります。
そういうわけで写真は参考程度にとどめてください。

もみじ谷ルートは
水越峠から出発です。

このゲートから入って
しばらくは飯舗装された
ビミョーな登りの林道を歩きます。

30分ほどで「金剛の水」といわれる水場に到着。
ベンチやテーブルが設置された
休憩ポイントでもあります。

「金剛の水」から5分ほど歩くと
「カヤンボ」といわれる分岐点に
到着します。

左に曲がって橋を渡ると
ダイヤモンドトレールといわれるルート。
モミジ谷へは直進です。

2,3分ほど歩くと
カヤンボ谷の取り付きに
であいます。

カヤンボ谷については
別に記事を書いてますので
そちらを参考にしてください。
【大阪近郊登山】金剛山・初級~中級者向きカヤンボ谷ルート

カヤンボ谷の取り付きから
2,3分ほど歩くと
もみじ谷の取り付きに
到着します。

左に曲がってもみじ谷へ。
もみじ谷には合計6つの堰堤があり
入ってまもなく第一、第二、第三堰堤が
続いてあらわれます。

第一堰堤
第二堰堤
第三堰堤

第三堰堤をこえてしばらく歩くと
分岐点に到着。

写真がわかりにくて申し訳ないですが
右に行くと狼谷ルート、
中央右上部の土の道が狼尾根ルート、
もみじ谷へは中央左上の道を行きます。

分岐点から
沢沿いの道をしばらく歩くと
第四堰堤にであいます。

そしてしばらく歩くと
第五堰堤に到着。
この堰堤だけ右側から登ります。

第五堰堤をこえて
しばらく歩いていくと
分岐点に到着です。

どちらからでも山頂に行けるようですが
左側は道がわかりにくく
危険な道も多いそうなので
右側に進みます。

分岐点をこすと
V字谷といわれる
切り立った谷を進んでいきます。

V字谷を進んでいくと
第六堰堤に到着です。

ここの滝は冬場は水が凍り
きれいな氷瀑を見せてくれるそうです。

第六堰堤を越えて
しばらく平坦になった道を歩くと
ドラゴンといわれる倒木が
あらわれます。

時々、登山者が石で歯や目を入れてるときがあり
よりリアルなドラゴンとなります。

ドラゴンを越えると
またまた分岐点に到着。


右に行くと本流ルート
左に行くと旧本流ルートといわれる道です。
右に行く方が足場がよい道で登りやすいのですが
この日は先行者が
左を登ってられたので
ヘタレなわりには負けず嫌いのボクも
旧本流ルートから登りました。

沢の水はいつの間にかなくなり
「アリ地獄」といわれる足場が砂地で
1歩登っては半歩滑り落ちていく様な急登道を
苦戦しながら登っていきました。
最後は四つん這いで急登を登ると
ダイヤモンドトレールにであいました。
そこから5分ほどで山頂に到着です。

この日は沢の景色を楽しみながらゆっくり歩き
また、旧本流ルートに苦戦したこともあり
水越峠から3時間弱歩いて到着です。

水越峠へのアクセス

車でのアクセス(大阪市内から)

阪神高速松原線を利用し
三宅出口(阪神高速松原線出口)から
国道309号線を南下。
水越トンネル手前から
右へ旧309号線に入って
いけるとこまでいくと
水越峠バス停横に
8台駐められる
無料駐車場があります。
その約200m手前にも
約20台ほど駐められる
無料駐車場があります。

土、日、祝日はバスが通ることもあり
このあたりは駐車禁止となります。
路上駐車をしていると
山奥にもかかわらず緑のおっちゃんが出没し
駐禁違反の紙がフロントガラスに貼られる時があります。
(実際に貼られた人から聞きました。)

電車バスでのアクセス(大阪市内から)

先にちょっと書きましたが
土、日、祝日以外はバスは運行しませんので
注意して下さい。

大阪阿部野橋駅より
近鉄長野線河内長野行方面行に乗車。
もしくは南大阪線、吉野線に乗車して
古市駅で長野線河内長野行方面行に乗り換え。
富田林駅で下車して
水越峠行きの金剛バスに乗車。
(繰り返しますが土、日、祝日のみ運行)
終点の水越峠で下車。

金剛バスはICカードが使えません。
あらかじめ小銭を用意してください。
(2020年11月現在)

最後に

このコースは分岐点がいくつかあるものの
案内板はありません。
このコースに限ったことではありませんが
地図は必携です。
昭文社が発行してる「山と高原地図」が
わかりやすく便利でおすすめです。

また、現在地を把握するために
登山用地図アプリがインストールされてると
便利です。
登山地図アプリについては
別の記事に書きましたので
参考にして下さい。
登山するなら必ずインストール!登山地図アプリおすすめ3選

このルートには
足場が悪いところや
ちょっとした沢歩きがあるので
トレッキングシューズは
防水の効いたものが
おすすめです。

トレッキングシューズを通信販売で購入するときは
返品が可能かどうかサイトで確認してから
購入するようにしましょう。
また購入後は必ずすぐに室内で試し履きして
サイズ確認をしましょう。

また日帰り登山の場合でも
万が一に備えて
必ずヘッドランプを携行して下さい。
電池式が便利です。

山の天気は変わりやすいです。
どんな天気でもレインウエアは
携行してください。
おすすめレインウエアについては
別の記事を書いてますので
参考にして下さい。
【初心者必読!】おすすめ登山用レインウエア3選

それでは安全で楽しい山歩きを!

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